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災害時の広域連携強化
西田幹事長ら、埼玉「防災道の駅」視察

2025/09/18 公明新聞2面

2025年9月18日

 公明党の西田実仁幹事長と国土交通部会の中川宏昌部会長(衆院議員)らは17日、埼玉県桶川市にある県内唯一の防災道の駅「べに花の郷おけがわ」を視察し、国交省の担当者から災害時の運用方法などについて話を聞いた。

 同駅は今年5月、災害時に避難所や被災者支援、救援活動などの拠点となる「防災道の駅」として国交省から認定。施設内にはマンホールトイレや非常用電源、備蓄倉庫などが完備されている。

 担当者は、同駅が国道17号線沿いで圏央道も近いため「災害時には群馬などの北部や東西エリアからの後方支援部隊の受け入れが可能」と説明。「首都直下地震の際にも都内へ物資輸送を行うなど広域防災拠点としての役割を担う」と報告した。

 視察後、中川部会長は防災道の駅が今年5月時点で全国79カ所に広がっていることに触れ、「100カ所まで増やすことをめざし広域防災の強化に取り組む」と語った。