公明党「令和6年能登半島地震災害対策本部」総合本部長の石井啓一幹事長は23日、衆院第1議員会館で新潟県の花角英世知事から、同地震による災害対応に関する緊急要望を受けた。平木大作、竹内真二の両参院議員、中川宏昌衆院議員が同席した。
花角知事は「時間がたつにつれ、課題が出てきている」と説明。その上で、土砂崩落被害を受けた一般国道8号の早期復旧支援や、海岸に漂着した船舶などの撤去への財源確保を要望した。港湾復旧への国費支援や、国指定文化財の復旧事業の早期採択なども求めた。
石井幹事長は「引き続き、しっかり支援に取り組む」と語った。
■新潟市長、液状化対策を要望
花角知事は同日、国土交通省で斉藤鉄夫国交相(公明党)に同様の要望を行った。併せて中原八一・新潟市長も申し入れを行い、建物などの液状化被害への支援や、今後の被害軽減に向けた対策推進を訴えた。斉藤国交相は「しっかり対応させていただく」と応じた。
これには竹内氏が同席した。