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漁港の創造的復興早く/能登の水産業再生へ支援要請/

中野国交相に石川県漁協

2025年09月13日 公明新聞 2面

 中野洋昌国土交通相(公明党)は12日、国交省で石川県漁業協同組合の中田亨代表理事組合長らと会い、昨年の能登半島地震で甚大な被害を受けた漁港の早期復旧と創造的復興に向けた要望を受けた。公明党の中川宏昌衆院議員らが同席した。

 中田組合長らは、能登地震から1年8カ月以上が経過したものの、復興までは“道半ば”だと指摘。能登の水産業の拠点港に位置付けられる輪島港と宇出津港の一日も早い創造的復興が不可欠だとして「機能集約・強化をめざした港湾施設の整備などを支援してほしい」と要請した。

 また、被害を受けた漁港の多くが制限付きで操業しているとして、早期復旧を後押ししてほしいと求めた。中野国交相は「なりわい再建に取り組む」と応じた。

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