中川氏らは、同市内で氾濫した河原田川と土砂崩れが発生した被害現場を調査。また、床上浸水の被害を受けた福祉施設「輪島カブーレ」で寺田誠施設長らを見舞い、「(水害の方が)地震時よりきつい」との切実な声を聴いた。
これに先立ち、中川氏らは穴水町役場で吉村光輝町長と懇談。吉村町長は、床上浸水の被害を受けた仮設住宅で生活できなくなった町外の被災者に対して「町内で余っている仮設住宅での受け入れもできる」と述べ、自治体間で連携した被災者支援に応じる姿勢を示した。
視察後、中川氏は「被災者が復興へもう一度前を向くことができるよう全力で取り組む」と語った。