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日中文化交流の架け橋に
水墨画家・傅益瑶女史の作品展/京都市で浮島氏あいさつ

2025/10/15 公明新聞7面

 公明党の浮島智子文部科学部会長(衆院議員)は1日、京都市上京区の京都府立文化芸術会館で開催された「傅益瑶女史が描いた円仁主題書画展」の開幕式に来賓として出席し、あいさつした。
 同展は、平安時代の高僧・円仁(794~864年)が約1200年前に唐(中国)で仏教を学んだ足跡と精神性を巡って、中国人水墨画家の傅益瑶氏が墨絵や書で生き生きと描き出した作品を紹介するもの。傅氏が長年にわたり描き続けてきた「円仁入唐求法巡礼図」シリーズ全24点をはじめ、円仁をテーマにした墨絵と書の力作が一堂に会した。

 あいさつで浮島氏は、傅氏の墨絵を通じた日中文化交流の意義に触れ、「文化・芸術には人と人とを結ぶ力がある」と強調。また、長年日本で創作活動を続け、芸術を通じて両国を結ぶ架け橋となっている傅氏の取り組みに敬意を表し、こうした文化交流が両国民の相互理解と友好をより一層深める契機になることに期待を示した。

 なお、開幕式には公明党の竹内譲、中川宏昌の両衆院議員も出席した。

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