公明党の山口那津男代表は10日、新潟市で開催された党新潟県本部(代表=市村浩二県議)の夏季議員研修会に出席し、政治改革について「公明党の役割は国民目線を外さないで『清潔な政治』をリードできることだ」と訴えた。
山口代表は、結党60年の歴史を振り返り「公明党のスタートは腐敗した政治を正すことだった」と述べ、都議会の宴会政治一掃など公明党の政治改革を紹介。その上で、自民党派閥の政治資金問題については、政治不信の払拭に向けて「政治資金パーティー券購入者の公開基準額『5万円超』の引き下げなどの法改正を公明党が主張し実現できた」と語り、今後も政治改革を進めていく決意を表明した。
研修会では、中川宏昌・北陸信越方面本部長(衆院議員)、平木大作、竹内真二の両参院議員を講師に立党精神や災害対策などについて研さんしたほか、志賀泰雄・新潟市議、近藤隆行・燕市議が活動報告した。