公明党国土交通部会(部会長=安江のぶお参院議員)は5日、国交省で中野洋昌国交相(公明党)に対し、政府が6月中の取りまとめをめざす経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)に向けた要望を行った。安江部会長のほか矢倉かつお参院議員らが同席した。
安江部会長らは、埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故について言及した上で、防災・減災の一層の推進を図るため、上下水道などインフラ老朽化対策の強化を要望した。
一方、インバウンド(訪日客)の地方誘客の促進策として地方コンテンツの造成や、地域公共交通の維持・活性化に向けた、日本版ライドシェアなどの普及促進のほか、小規模店舗のバリアフリー化の推進を要請した。中野国交相は、「しっかり取り組んでいきたい」と答えた。
