サイトへ戻る

木漏れ日

2026/03/01 公明新聞中部版

東日本大震災から15年を迎える。記者は岩手県矢巾町で生まれ育った▼発災当時、中学2年生。教室で激しい揺れに襲われた。皆のどよめきが今も耳に残る。気を失った友もいた。数日間の停電の後、テレビに映った津波の惨状に涙が出た。父がよく知る親類は井戸の底で見つかったと聞いた▼未曾有の大災害に公明党はすぐ動いた。党幹部の一人が翌日被災地へ向かった。国と地方の議員が現場を回り続け、半年間で766項目の政策を提言し復旧・復興をリードした▼能登半島地震でも、被災者に寄り添う政策を公明党が進めてきた。その政治姿勢は新党「中道」に受け継がれている。公明時代から復興に取り組み続けてきた、中道の赤羽一嘉、中川宏昌両衆院議員が先月23日、石川県七尾市の和倉温泉を訪ね、観光事業者らが抱える課題を聴いた。赤羽氏は「復興を進めるのに、与党・野党など立場は関係ない」と語った。思えば、東日本大震災の時、公明党は野党だった。被災者ファースト。これが政治の姿勢であるべきだ。(勇)

Section image