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「担い手不足が深刻」
中山間地域農業の課題聴く/長野で中川(宏)氏

2025/10/12 公明新聞中部版

 公明党の中川宏昌衆院議員は6日、長野市大岡地区を訪れ、市農業委員会の曽根信一会長代理らから中山間地域農業の課題を聴いた。松井英雄市議、中村忠靖・坂城町議が同行した。

 曽根会長代理は、同地区で営農集団「大岡三千石」を設立し、仲間と共に耕作放棄地や遊休農地の再生に汗を流している。「農家の高齢化による担い手不足が深刻だ」と強調し、イノシシ・シカなどの鳥獣被害対策として「電気柵の維持管理に対する費用助成を」と求めた。地元の農業経営者は、安賀水路が数年前の台風で落石被害を受け、パイプの劣化が懸念されることを述べ、「早急に対応を」と要望した。

 中川氏は「地域全体で農地を守る仕組みづくりを支えていく」と答えた。

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